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Neurological Rehabilitation: Optimizing motor performance
Janet Carr と Roberta Schephard の "神経学リハビリテーション" の古典的名著は、20世紀のかなり以前に書かれ、Neuro-Reha 用語法も彼等が先鞭を付けたものであり、リハ関係者は、英文に挑戦すべきであろう。
脳の病気や障害は直らない、手のつけようもないという当時の"常識"に対して、やっと戦後、先輩たちは神経学に基づきながら挑戦してきたし、現在 もし続けている。新しい知見や、実験の成果も取り入れて、第一章は "脳の可塑性" - 脳障害も挑戦しうると言う、現在では新しい常識となった原則を、事細かに跡づけ、総論や方法論を展開している。
第一章の参考文献のみでも膨大、しかも的確なものである。いかに日本人が英語苦手とはいえ、この書には目を背けてならないし、足を向けて寝てもならない。新装丁になったところで、まず手にされたらどうだろうか。